BMW E84 X1 オイル漏れ修理 (エンジンオイルパン・エンジンヘッドカバー)パートⅡ

皆さん!BMW Life Enjoy してますか?

昨日に続き、BMW E84 X1 オイル漏れ修理をご紹介いたします。

エンジンヘッドカバーよりオイル漏れです。

早速、ヘッドカバーを取り外します。

取り付けボルトを全て緩め、カバーをサクサクと取り外すのですが

何か変です・・・・・・

取付ボルトは固いとは違うんですが、なんもといつもと緩み方の感じが違います!?

ボルトを全て取り外してもヘッドカバーが全く外れて来ません💦

嫌~な感じです!!

やっとの思いで取り外すと、やっぱり!!!!!

前回、オイル漏れ修理時にガスケットに必要以上に液体ガスケットを塗って取り付けしてありました。

モリモリの液体ガスケットが取り付けボルトにまで付着して、いつもと違う感じで緩んで来たんですね!

前回の修理では、ガスケットを交換していないのかもしれませんね。

モータース屋さんなんかは、応急処置で液体ガスケットを塗ってしまうこともあります。

ですが、モリモリに塗り取り付けると、エンジン内部にまでガスケットが垂れる恐れと

塊になった液体ガスケットがポロっとエンジン内に落ち、バルブに嚙み込んだり

オイルラインを塞いでしまう可能性も有りますので

絶対にやってはイケない作業になります!!

ガスケットを外すと、液体ガスケットがビッシリエンジンヘッド側に残っています。

このままですと、新品のガスケットがシリンダーヘッドに密着出来ず

オイル漏れを起こしてしまうので、綺麗に清掃し液体ガスケットを取り除いていきます。

またこれが大変時間の掛かる作業です。

シリンダーヘッド側を傷つけないように、シッカリと除去していきます。

ヘッド内にカスを落とさないようにもしなければならないので大変です💦

全て液体ガスケットを取り除き終わったら、取り付けです。

その前に、一か所ヘッドカバーを取り外したらシーリングを行う個所が御座います。

それは、バキュームポンプ取り付け部のキャップです!

バキュームポンプ合わせ目から漏れていて、バキュームポンプガスケット不良と思いガスケット交換しても

漏れが直らないなんて事を聞きますが

ここから漏れていることが大半です!!

せっかくヘッドカバーを取り外したので、ついでに予防でシーリングをしておきます。

また、ヘッドカバー側にもシーリングしておかないとイケない箇所が御座います。

今回こちらのカバーはシーリングされていませんでした!!

BMW専門で行っているショップさんは必ずシールを行っていると思いますが

知らないとシールし忘れる個所となります。

やはり、修理は専門店が行う方が良いですね!!

無事に組付けも終わり走行テスト

オイル漏れを再度確認して問題なく

エンジンルームを綺麗にスチーム洗浄を行い

エンジンルームコートを塗付して終了です!!

作業中飛び込みで診断依頼!!

しかも、山梨からわざわざご来店。

近くにBMW専門店がなく

ホームページをご覧になられてのご来店

本当に感謝です( ^)o(^ )

これからも皆さんのお力になれるようTraumGarage 一同頑張って参ります。

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