皆さん!BMW Life Enjoy してますか?
今回のお客様はどんなお悩みがあったのか、早速見ていきましょう。
BMW MINI R50 エアコン故障 点検
今回のお客様は神奈川県の湘南からご来店です。
お客様のお悩み
①エアコンをつけても全く冷えない!
②走っているとフロントから「ゴトゴト」異音がするので、確認して欲しい。
と言う内容でのご入庫です。
まずはエアコンの点検・修理からしていきましょう。
使いたいときにエアコンの効きが悪かったり、ぬるい風しか出ないと、かなりのストレスですよね。
特に真夏に急にエアコンが効かなくなると、運転どころではなくなります。
サウナの中で運転している状態です!
ひと昔と違い、最近の夏は日中窓を開けてのドライブは全くしなくなりましたね!
暑すぎて無理です💦💦
エアコンが効かない状態で、渋滞になんてハマったら地獄です!
また、エアコンが効かなくなると除湿が出来ないので、内窓が曇ってしまい運転に危険な状態を作ってしまうので、エアコンの作動確認は常に必要になります。
冬は冷房を使わないから、夏前に直せばいいと思っている方もいると思いますが
効きが悪くなったら点検が必要な装備になります!
夏場はエアコン付けても中々直ぐには冷えませんよね~。
直射日光が当たる屋外に車を停めていた場合は、車内の温度が上がっているため冷えるまでに時間がかかることがあります。
夏は車のボディカバーやサンシェードなどで日光を遮り、できるだけ車内の温度を上げないように工夫することもカーエアコンの効きを良くするための対策として有効です。
BMW MINI R50 エアコンが故障する主な原因
エアコンが冷えない原因は大きく分けて3つあります。
①エアコンフィルターの詰まりによる風量不足
②エアコンガス量が少ない(漏れ)量が多い(加充填)
③エアコン装置の故障
それぞれに点検・修理方法が御座いますので早速点検していきましょう。
BMW MINI R50 エアコン故障箇所の点検・特定
まず、エアコンスイッチオンでコンプレッサーが作動するか確認します。
コンプレッサーはONになりますので
エアコン制御系は一先ず正常かと思われます。
電動ファンも問題なく作動しています。
続いて診断機を繋げて各作動値を確認します。
エパポレーター温度が全く下がりません!!
エアコンガスが少ないのかな~?
早速マニーホールドゲージを取り付け、ガス圧点検します。
この状態からコンプレッサーONすると、高圧側の針がドンドン上がっていきます。
また、低圧が下がっていきます。
冷えが悪く、高圧側:高い 低圧側:低い
エアコンガスを回収しガス量は正常。
この症状から、エアコン故障の原因は
「コンプレッサーとレシーバードライヤーの詰まり」
が原因と考えられます。
コンプレッサーからも異音が出ていたので今回は、エアコンコンプレッサー/レシーバードライヤー交換を行います。
点検中、エンジンオイルパンからもオイル漏れが発覚致しましたので
オーナー様にお知らせしオイルパンガスケット交換も追加で作業となりました。
BMW MINI R50 走行中 異音の点検
続いて2つ目のお悩みの原因を特定するために点検を行なっていきます。
走行時の異音はテスト走行で足回りから出ていることを確認。
ショック廻り点検すると、アッパーマウントがガッツリ両側切れていました!
左側です。
右側です。
実はこれ、MINI R50系に多いアッパーマウント切れです。
中には、完全に抜けてしまっているお車も拝見します。
この症状は見れば確認出来ますので、R50系のオーナー様は、たまに切れてきていないか確認してみて下さい。
次回は、交換作業のご紹介です。
ぜひこちらからご覧くださいね。
もし今お車に
・エアコンの効きが悪い
・走行中に「ゴトゴト」異音がする
といった部分があればお気軽にトラオムガレージ公式LINEからご相談ください!